一人っ子の現状と特徴
どうも、将軍です。
進む少子化の中、増え行く一人っ子の現状と特徴についてお話しさせていただきます。
ご自身が一人っ子である方はもちろん、お子さんや身近な方々が一人っ子であるといった方々へ少しでもお役に立てればと思います。
目次
はじめに
筆者もまた一人っ子です。
今でこそ一人っ子である家庭は多くありますが、筆者が子どもの頃には、同級生で一人っ子だった人は指折り数える程度でした。
その当時は、一人っ子は比較的珍しく、筆者は平気でしたが、一人っ子ゆえにいじめの対象にされていた方がいた話も聞いたことがあります。
一人っ子の現状
厚生省(現厚生労働省)設置の国立社会保障・人口問題研究所が1940年から定期的に行っている調査によると、一人っ子の割合は1990年代頃から徐々に増加している。
2002年に行われた調査によると[1]、結婚期間が長い子供を産み終えた世代では平均2.0人を少し上回っており、80%以上の家庭が子供を2人以上持ち、一人っ子は10%に満たなかった。結婚4年未満の家庭における一人っ子の割合も1980年代とさほど変わらない。これは一人目の子供を持つ時期が変わっていないことを示す。しかし結婚期間が5年から9年経った家庭における一人っ子は24%(1987年から9ポイント上昇)、10年から14年の家庭でも16%(6ポイント上昇)となっており、一人目を生んだ後の出生率が鈍化している。
引用元:Wikipediaより
引用元からも分かるように、徐々に一人っ子の割合が増えてきていることが分かります。
年を追うごとに、一人っ子は決して珍しい存在ではなくなっては来ていますが、今も昔も一人っ子のメリットデメリットは語られ続けています。
一人っ子の特徴
皆さんは、一人っ子に対してどのような印象をお持ちですか?
多くの方は
「欲しいものは何でも買ってもらえそう」
「お菓子やテレビを独り占めできそう」
といううらやましい気持ち、もしくは、
「わがまま」
「マイペース」
「親が厳しそう」
「将来親の面倒を見なければいけない」
というネガティブな気持ちをお持ちではないでしょうか?
筆者もやはり上記のようなことは多く言われてきました。これらのことはもはや一人っ子の代名詞と言っても言える事柄ですね。
兄弟姉妹がいる方であれば
- 第一子の場合
- 中間子の場合
兄姉は、最初の子ども故に大事にされがちになるし、弟妹も、自分よりも後に生 まれているので、やはり弟妹との年齢差が少なければ少ないほど、親からかまってもらえる期間が、他の兄弟姉妹よりも短くなりがち故、独立心に長けている。
- 末っ子の場合
兄や姉の行動をよく見ているから、空気を読んだり、甘えるなど、物事を要領よく進めることに長けている故、円滑な人間関係を作りやすい。
など、比較的いいイメージも多く挙がります。
しかし、一人っ子の場合はどうでしょう?
一人っ子は
- 幼い間から、親の面倒など、将来のことを考える必要が生じやすいためしっかりしている(第一子)
- 家庭内には、自分しか子どもしかいないため、一人には慣れている(中間子)
- 大人と接する機会が多いため、大人に甘えるのが比較的上手(末っ子)
というように、兄弟姉妹はいませんが、兄弟姉妹がいる方たちそれぞれのポジションで一般的に言われているような特徴をそれぞれ持っているという考え方もあります。
「欲しいものは何でも買ってもらえそう」
「お菓子やテレビを独り占めできそう」
「わがまま」
「マイペース」
「親が厳しそう」
「将来親の面倒を見なければいけない」
という印象の方が目立ちがちです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一人っ子は、兄弟姉妹がいる方たちよりは、ネガティブな印象が先行しがち故に一人っ子であることにコンプレックスを持つ方、お子さんが一人っ子であることに対し、かわいそうに思ってしまう方がいることが現状ですが、裏を返すと、兄弟姉妹がいる方たちのそれぞれの特徴を持った、いわゆる「万能人間」とも言えます。
こう考えると、一人っ子であることへのコンプレックスはもちろん、一人っ子がかわいそうと思う気持ちは薄れるのではないでしょうか?