将軍の独り言

皆さんの役立つ生活指南を主にした雑記ブログです。

この秋は電車でお出かけを

f:id:shogunlife:20190221220439p:plain

 どうも、将軍です。

 9月以来、長い間秋雨前線が居座り、ぐずついた天気が続いていましたが、ようやく秋本来の天気を取り戻し、行楽をするのにも絶好の季節がやってきました。

 さて、今日10月14日は「鉄道の日」です。鉄道の日にちなみ、おすすめの電車での旅を紹介していきます。

 

目次

 

「鉄道の日」のはじまり

20181014233217

明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)に、新橋駅(後の汐留貨物駅、現・廃止)と横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)とを結んだ日本初の鉄道(現在の東海道本線の一部)が開業したこと並びに、 1921年(大正10年)10月14日に鉄道開業50周年を記念して東京駅の丸の内北口に鉄道博物館(初代)が開館したことを記念したもので翌1922年から鉄道記念日として鉄道省により制定された。
1949年には日本国有鉄道の記念日となり、分割民営化後も引き続きJRグループの記念日としてJRグループ内で祝われていた。だが、1994年に運輸省(現・国土交通省)が「『鉄道記念日』のままではJRグループ色が強い」という提案で、「鉄道の日」と改称し、JRグループを始めとしたすべての鉄道事業者が祝う記念日となった。

                                                                              Wikipediaより一部抜粋

                         

 

 元々は「鉄道記念日」と呼ばれていたのですね。その頃も含めると、実に140年余りの歴史を持つことが分かります。

 

消えゆくブルートレイン

 かつて、電車の旅行と言えば、電車の中で宿泊するブルートレインが沢山あり、それを利用する方が多くいました。

  バブル真っ最中の頃には、当時の流行映画をきっかけとしたスキーブームから、シュプール号を覚えているという人もいるのではないでしょうか?

 筆者の実家は、電車が走っていない地域でもあったため、当時小学生だった筆者にとっては、「電車の中で寝る」というものはとても珍しいものでした。

 しかし、バブル崩壊後の不況から、安価な高速夜行バスの普及が始まり、ブルートレインは次々と廃止の方向に行きました。

 特に、シュプール号は、電車の特性から「渋滞知らず」が売りでしたが、大半のスキー場は、電車から降りた後に、ゲレンデに向かうまでに、さらにバスに乗る必要があることから、元々バスに乗りゲレンデまで直行のバスよりは、乗り換えの手間が生じることからバスと所要時間が変わらなくなり、結果、料金の安いゲレンデ直行バスに利用客が移ってしまうという現象が生じました。

 シュプール号は、渋滞には強かったので、筆者としては便利と思っていましたが、時代の流れですね。

 

賢く使おう。お得な切符を紹介

20181014233129

 電車の旅につきものの切符。普通の切符はもちろんのこと、今では鉄道会社や旅行会社が連携して、様々なお得な切符があります。

 ここでは、筆者がおすすめの切符をいくつか紹介していきます。

1 やっぱり定番!青春18きっぷ

 もはや知らない人はいないでしょう。学生が夏休み、冬休み、春休みに該当する期間に合わせ、その約10日ほど前から利用期間の10日ほど前まで発売されます。

 1枚が11,850円で5回分使えます。5人でシェアして1日遊ぶのもよし、1人で5回別々の日に使うのもよいでしょう。

 1回あたりが2,370円になり、これは大阪駅から米原駅まで往復するだけで元が取れる計算になります。

 デメリットは、新幹線をはじめとする特急電車には使えないこと、そして夜遅くに電車に乗った場合、降りる時間によって、もう1回分を使ったことになってしまうことになるため、夜遅くまで遊ばれる方は気を付けましょう。

2 季節の関西1dayパス*1

 青春18きっぷだと、額面が少し大きい、5回も使い切れるかな?と思っている方には、季節の関西1dayパスもおすすめです。

 1枚が3,700円と、青春18きっぷよりは1回分当たりの金額は割高になりますが、青春18きっぷよりは、利用する期間が幅広く設定されていることが一番のメリットになります。

 また、一部の私鉄も乗り放題の対象になっていたり、お得な割引がセットになっているため、特典を楽しみたい方にはおすすめです。

 デメリットは、利用日の前日までに、利用日を決めて購入する必要があるため、当日購入ができないことです。*2

3 私鉄にも色々

 JRの主な乗り放題の切符を紹介しましたが、私鉄にはさらに沢山の種類があります。

 特に京都では、市営地下鉄や路線バスとのセット券も存在したり、JR以上に細かく目的別の切符が存在します。また、切符にかわいいイラストが描かれたものもあるので、使用後も旅の記念として保管していくのもまた面白いですね。

 

この秋筆者おすすめの電車の旅

20181014233159

 ここで、筆者がこの秋おすすめの電車の旅をいくつか紹介しますので、これから電車の旅をしてみようと計画している方の参考になれば幸いです。

1 京都

 やはり観光地と言えば、思いつくのは京都でしょう。

 京都では、これから至る場所で紅葉シーズンになりますが、中でも筆者おすすめの場所を二つ紹介します。

1-1 嵐山

 竹林公園や渡月橋で有名な嵐山ですが、嵯峨野トロッコ列車に乗って保津川を望む景色は格別です。赤や黄色に色づいた紅葉と、保津川の青のコントラストは見て損はありません。

1-2 貴船

 川床料理で知られる貴船へは、出町柳駅から叡山電鉄に乗ります。

 その道中の市原駅から二ノ瀬駅の間は「もみじのトンネル」と呼ばれ、これからの季節には、車内から間近に色づいた色とりどりのもみじを見ることができます。

 

2 飛騨

 合掌造りなどで有名な飛騨もまた有名です。車窓から見下ろす飛騨川と紅葉とのコントラストはもちろんのこと、飛騨高山をはじめとした、昔ながらの街並みや合掌造りとのコントラストは、少し昔の時代にタイムスリップした、そんな懐かしい気持ちになることができることでしょう。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 鉄道の日にちなみ、電車でのおでかけのおすすめを紹介させていただきました。

 電車の切符には、お得なものが数々販売されています。賢く使って、この秋は電車の旅で楽しんでみてはいかがでしょうか?

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。

 

 

 

 

*1:関西の場合。実際は「季節」の部分には、「春」「夏」など、その季節が入ります。また、地域によって名称が異なる場合があります。

*2:関西1dayパスの場合です。