コンパクトな夏
今週のお題「残暑を乗り切る」ということですが、今年は去年と打って変わり、コンパクトな夏、つまり猛暑の時期はありましたが、とても短い期間でした。
元々は冷夏になる予報もあった
元々、今年の夏は冷夏である可能性が高いと言われていました。その原因として言われたのが、去年の秋から発生したエルニーニョが当初は今年の夏以降も続くと言われていたこと。去年ハワイのキラウエアで大規模な火山があったこと、そして、5月に異例の真夏日を観測したことが冷夏の要因であったと言われています。
しかし、冷夏の要因のうちの一番大きな要因として言われている、エルニーニョが6月には既に終息していたことから、去年ほどの猛暑にはならないが、冷夏である可能性も低いであろうという予報に変わりました。
それでも、オホーツク海高気圧が優勢化し、偏西風が日本列島あたりで南に蛇行しがちだった7月半ばくらいまでは本当に「7月なのに?」と疑うほどの涼しさでした。
確かに暑かった
梅雨明け後は、やはりエルニーニョが終息していたこともあり、夏らしい夏を取り戻しました。7月が涼しすぎ、その後のいきなりの猛暑だったために体調を崩した方は多くいました。そして、梅雨明け後は長期予報でも残暑が厳しいと言われていたのです。
お盆明けは一転
しかしお盆明け以降急に梅雨のような毎日になりました。
その要因として言われているのが、お盆に日本列島を縦断した台風10号が原因だと言われています。
この時期の台風は、太平洋高気圧に沿う形で進むのですが、台風と同時に太平洋高気圧が東にずれてしまい、変わってそのそばの湿った空気が流れ込みやすくなるために雨が続き、肌寒い毎日になってしまうのです。
私の住む関西地方では目立った冷夏は減ったとは言われていましたが、思えば2014年、2015年と2年連続で関西地方では8月以降梅雨のような毎日が続き、冷夏になってしまいました。
この年も、猛暑時期はありましたが、エルニーニョが発生していたことに加え、台風以降梅雨のように毎日肌寒い天気になってしまったのです。
結論
関西では梅雨明けは7月24日でしたが、8月19日以降晴れらしい晴れはほとんどなく、しばらくこのような天気が続きます。
要は、夏らしい天気が1か月も続かなかったということになります。しかし、冷夏だったのかと言うとそうではなく、梅雨明けからお盆明けまでは猛暑だったことから、コンパクトな夏でした。
残暑の乗り切りですが、肌寒い夏に始まり肌寒い夏に終わることから、体調を崩さないように、体力を温存していきたいと思います。私事ですが、これからたくさんの資格試験を控えていますので、まずは栄養のある食べ物を。
豚肉、特にひれ肉にはビタミンB1が多く含まれているため、体の疲れにいいとされています。
豚肉を食べて疲れた体を癒していきましょう。