将軍の独り言

皆さんの役立つ生活指南を主にした雑記ブログです。

結婚におけるトラブルの乗り越え方の指南書

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 どうも、将軍です。

 前回は、結婚式において、当人同士をはじめ、親子や両家同士などの考えの相違によるトラブルについてお話ししていきました。

 

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 今回は、トラブルが起きてしまった場合に、どう対処して乗り越えていくのかをお話ししていきます。

 これから結婚される方、まさに現在進行中でトラブルに当たってしまっていらっしゃる方へ参考になれば幸いです。

 

目次

 

トラブルの種類

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 前回の記事を少しおさらいしてみましょう。

 主なトラブルは、大きく分けますと

  • 当人同士の問題であるもの
  • 親子との問題であるもの
  • 両家同士の問題であるもの

の3種類があります。

 それらを少し細かく分けますと

  • 実家の距離や新しい住まいなど、物理的な問題
  • 希望する挙式スタイルや同居の可不可など、心情的な問題
  • 風習や文化など、地域が関係する問題
  • 信仰する宗教や家族構成など、誰もに責任のない問題

の4種類が挙げられます。

 

種類別トラブルの乗り越え方と難易度

 では、先ほどお話ししました4つの種類のトラブルの乗り越え方とその難易度(★5段階で表します)についてお話ししていきます。

1 物理的な問題

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 難易度:☆☆☆☆★☆☆★★★

 互いの実家からの距離や、仕事を続けるかどうかと言った問題などが該当しますが、主に当人同士のトラブルになるため、互いの実家からの距離が離れれば離れるほど、多少難易度は上がりますが、基本的には難易度は低い傾向です。

 仕事を辞めてもいいのか、そういったことも踏まえて話し合うようにしていければ、自然と問題は解決できます。

2 心情的な問題

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 難易度:☆☆☆★★☆☆★★★

 希望する挙式スタイルや、同居の可不可、新婚旅行の行き先などが該当します。

 トラブルの原因が当人同士のものなのか、親によるものなのかにより難易度が変わります。

 心情的な問題の場合、例えば、男性の実家が大阪、女性の実家が京都という状況の場合で、どちらもが地元を離れたくない、また新婚旅行の行き先を、男性はヨーロッパに、女性はハワイにと思っている場合、一番多いのが、「住まいは女性側の希望に合わせて京都方面にするが、新婚旅行は男性側の希望に合わせてヨーロッパにする」などのように、互いが妥協しあう方法を取るケースを多く見受けられます。

 しかし、筆者は妥協が必ずしもいい方法であるかと言えば、そうではないと言います

 日本人は、主張をせず和を重んじることを美徳とされてきているため、妥協という方法は理にかなった方法ではありますが、基本的に結婚式は一生に一度のものですので、妥協をするだけでは後悔が残り、夫婦になった後に蒸し返すような言動になる危険もあります。もし、妥協できないほど嫌な提案なのであれば、「嫌なものは嫌」で構わないかと考えます。

 必ずしも、その提案でないといけないという決まりはありませんので、一度白紙に戻し、第三の提案を考えるほうが、合理的な場合もあります。

 もちろん、妥協する側にとって、提案の内容が悪くはないと考えるのであれば、問題はありません。

3 地域が関係する問題

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 難易度:☆☆★★★☆★★★★

  地域の風習や文化などが該当します。

 日本は島国であるため、それぞれの地域には、珍しい風習や文化*1も時に存在します。

 防ぎようのない事柄になり、また法律に基づくような事柄ではないため、難易度も比較的高い傾向がありますが、互いに相手の地域の風習を事前に勉強しておくことで、トラブルは未然に防ぐことが可能となります。

4 誰にも責任のない問題

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 難易度:★★★★★

 信仰する宗教や、一人っ子や母子家庭などといった、家庭環境が該当します。

 地域の風習や文化などと同様、防ぎようのない事柄ではありますが、地域が関係する問題は、勉強しておくことによって対処ができることに対し、信仰する宗教や家族構成は、勉強して対処できる問題ではなく、地域の風習や文化に比べると偏見を持つ方も一定数は存在することから、トラブルが起きたときの乗り越えるときの難易度が上がります。

 4つのトラブルの中では、どうしようもない問題であることから、トラブルを解決する難易度も高くなり、また破談の危険性も高まります。

 こればかりは、もう話し合うしかありません。最初は当人同士、次は当人同士+相手の両親の4人、それでもどうしようもないのであれば、そこに実の両親も加え6名で話し合うことになります。

 そこで、両家同士の両親がどう考えているのか、例えば男性側の家族が特定の宗教の信者の場合に、自身まで宗教の信者になる必要があるのかそうではないのか、そういった意見も話し合うことで、時間はかかりますが、出口が見えてきます。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 トラブルには、対処できる問題と、防ぎようのない問題とがあります。

 対処できる問題の場合、妥協という方法が合理的と考え、妥協される方が多く見受けられますが、妥協が必ずしも一番ベストな方法であるとは限りません。

 しかし、防ぎようのない問題でも、時間はかかりますが、必ずいつかは出口が見えてきます。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。

 

 

 
 

 

 

*1:名古屋の菓子まきや、沖縄のカチャーシーなど

結婚におけるトラブルいろいろ

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 どうも、将軍です。

 前回は、時代とともに変わる結婚をテーマに、挙式スタイルの種類と特徴についてお話ししてまいりました。

 

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  今回は、当人同士をはじめ、親子や両家同士などの考えの相違によるトラブルについてお話ししていきます。

 トラブルにどんなものがあるか、これから結婚される方、まさに現在進行中でトラブルに当たってしまっていらっしゃる方へ参考になれば幸いです。

 

目次

 

トラブルは多かれ少なかれ誰もが経験している

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 「育った環境が違えば、価値観も全く違う」

 結婚は、今まで生まれ育った環境が違っていたからこそ、考え方の相違により、当人同士のトラブルはもちろん、親子とのトラブル、両家同士のトラブルが現れる場合があります。それぞれのトラブルにどんなものがあるのか順番にお話ししていきます。

1 当人同士のトラブル

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 当人同士のトラブルは、主に

  • 仕事面
  • 住まいの場所
  • 人任せ

などが挙げられます。

1-1 仕事面

 一昔前は、女性は「寿退社」と言って、結婚を機に退職するのが当たり前でした。しかし、現代では、共稼ぎの割合が増えてきていることから、寿退社後専業主婦になるという家庭は激減してきています

 専業主婦になると、お子さんが生まれた時、お子さんにとっては、お母さんが常にそばにいることで、安心することができるため、それも一つの選択肢でしょう。

 例えば、司法試験を合格し、法曹資格を持っている人であれば、結婚後に退職しても再度資格を生かして弁護士などの仕事を再開することが可能ですが、基本的には寿退社をしてしまうと、次に就職することは難しくなります

 特に、二人の年齢差が大きく、男性がすごく年齢が上である場合、古い考えを持った方も多いため、「結婚するときには、女性には仕事を辞めてほしい」と考えている方が多くいます。

 また、続く不況下に伴い、有期契約社員の比率が高くなっています。このことからも、経済面での不安などから、トラブルになるケースも考えられます。
 
1-2 住まいの場所

 一昔前は、結婚と同時に夫の両親と同居することがほとんどでしたが、現在では同居をする割合は格段に減り、新しい住まいで新しい生活をはじめます。

 どちらの両親とも同居をしない反面、時には住まいの場所をどこにするのかについてトラブルになる場合があります。

 一番平等なのは、双方の実家の中間地点と言われます。ですので、例えば男性側の実家が大阪の堺市、女性側の実家が同じ大阪の豊中市であれば、中間地点の大阪市内にと考えやすいですが、遠距離恋愛ののちの結婚など、男性側の実家が東京で、女性側の実家が大阪の場合、じゃあ中間地点だから名古屋にしようかと言えば安易に決められないでしょう。

 それに、仕事の関係もあるため、遠距離であればあるほど、そのトラブルも合わさって生じやすくなります。

1-3 人任せ

 基本的に、挙式は花嫁が主役と考える方が多くいるため、女性に比べると男性は「任せる」という傾向になりがちです。しかし、人任せが続くことにより、女性が不安を覚え、トラブルになる場合があります。

 

2 親子とのトラブル

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 親子とのトラブルには、主に

  • 相手に対する不安
  • 跡継ぎ問題(主に一人っ子、長男など)
  • 希望する挙式スタイルの相違

などが挙げられます。

2-1 相手に対する不安

 一昔前の結婚は、「家同士の結婚」と言われていたため、家柄や学歴などで双方の釣り合いを見て判断をしていましたが、現代では、「当人同士の合意」の意味合いが、かつてよりは強くなったため、以前のように、家柄や学歴などで判断されることは少なくなりました。

 それでも、お父さんお母さん方にとっては、大人になっても我が子はいつまでも可愛い子どものように接してしまうものです。それ故に、我が子が結婚で苦労しないようにと心配する傾向があり、特に一人娘が嫁ぐとなれば余計その気持ちは大きくなります。

2-2 跡継ぎ問題

 主に一人っ子や長男になりますが、以前ほどは少なくなりましたが、それでも幼い間から「一人っ子だから婿をもらって跡を継いでくれ」と言われて育ってきた方はいます。

 やはり、家業の存続などの問題で、いくら好きになった人であっても、跡を継がないといけない、男性側にとっては婿養子に行くことに抵抗があるということによる、実家と相手との板挟みで悩んでしまいトラブルになる場合があります。

2-3 希望する挙式スタイルの相違

 お父さんお母さん方の世代では、ほとんどの方々が和装で挙式をされていましたが、当人は和装での挙式に抵抗があって、それを拒否した場合などにトラブルになることもあります。

3 両家同士のトラブル

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 両家同士のトラブルは、主に

  • 結納の有無
  • 素行調査
  • 各種費用の負担割合
  • 同居の必要性
  • 希望する挙式スタイルの相違

などが挙げられ、さらに当人同士や親子とのトラブルに比べると、より複雑で深刻な状況に至る可能性もあります。

3-1 結納の有無

 一昔前は、結納を交わして、そこで初めて婚約成立と言われていましたが、現代では結納を交わす家庭は激減し、その代わりに両家顔合わせ会として、ホテルなどでの食事会に変わってきています。

 しかし、それでもけじめと言う意味合いから、結納をすべきであると考えている家庭は存在します。

 結納は、地域によって方法が違い、嫁入りの場合、一般的には女性宅に結納飾りが来るという解釈になりますが、筆者の住む市では嫁入りの場合、男性宅にも女性宅のそれよりはコンパクトな結納飾りを必要とし、さらに同じ市内でも、一般的には、紅白や緑の色調である松竹梅等の飾りが、南部の一部では金銀になります。

 このように、地域による考え方の違いがより顕著に現れることから、トラブルになる場合があります。

3-2 素行調査

 現代ではほとんど行われなくなりましたが、一昔前は結婚を前に、素行調査を行う家庭はそれなりに存在しました。素行調査は、仲人や知人に依頼するケース探偵などに依頼するケースとが存在します。

 素行調査をする意味としては、わが子の結婚相手にふさわしいかどうかを見極めるためであると言われています。

 素行調査の結果によって、残念なことに破談に至るケースもありますし、素行調査と言う行動が、された側の親御さんにとっては「わが子をバカにしているのか」という気持ちになるケースもあります。

 このように、素行調査が原因で両家がトラブルになる場合もあります。

3-3 各種費用の負担割合

 こればかりは地域や各家庭の考え方によるため、一概に言えない部分がありますが、筆者の住む地域では、嫁入りの場合

  • 挙式費用の負担:男性側6割 女性側4割
  • 家具の負担:結納をした場合女性側が負担
  • 電化製品の負担:折半
  • 新婚旅行の負担:男性側が負担

と言われていました。

 これらは地域によって考え方が違うと同時に、特に婿養子のケースであれば、結納金が嫁入りの場合よりも3~5倍位多く包む必要があると言われるように、負担割合も変わる可能性があること、そして婿養子の例が少ないことから、近所の人などの意見を参考にすることも難しくなります。

 一般的に、どちらかが損をすると必ずトラブルになりますが、かといって折半にするのが丸く収まるかと言えば、そうではありません。

 このように、お金のことは口に出しにくいことになりますが、口に出しにくいことをそのままにしておくと、どんどんトラブルの傷口は深くなります

3-4 同居の必要性

 一昔前は、長男と結婚すれば結婚と同時に同居をするのが当たり前でした。

 これは、100年以上前に制定された、旧民法下における「家制度」から来ています。

家制度

家制度(いえせいど)とは、1898年(明治31年)に制定された民法において規定された日本の家族制度であり、親族関係を有する者のうち更に狭い範囲の者を、戸主(こしゅ)と家族として一つの家に属させ、戸主に家の統率権限を与えていた制度である。江戸時代に発達した、武士階級の家父長制的な家族制度を基にしている。
女性参政権の施行と日本国憲法の制定に合わせて、1947年(昭和22年)には民法が大規模に改正され、親族編・相続編が根本的に変更された為に廃止された。

                      Wikipediaより一部抜粋

 しかし、日本国憲法の制定による法改正で、この法律は廃止されましたが、今でも「長男だから同居が当たり前」という考え方は、以前ほど少なくなったもののそれでも残っています。

 結婚と同時の同居は、本当に少なくなりましたし、今では親が子どもに同居を要求するケースが減りましたが、やはり同居の必要が今後現れるかどうかについては、特に一人っ子同士の結婚では話し合う必要が出てきます。

3-5 希望する挙式スタイルの相違

 親子とのトラブルでもお話ししましたように、希望する挙式スタイルの相違については、両家同士でもトラブルになる場合があります。

 親子とのトラブルは

  • 和装を着てほしい
  • 暑すぎない(寒すぎない)時期がいい(屋外ウェディングの場合)

などのように、調整が効くようなことになるのに対し、両家同士とのトラブルは

  • 宗教面
  • 演出面

などのように、防ぎようのないこともあります。

 一般的に、挙式を執り行う施設は、神前式の神社や、キリスト教式の教会のように「建物」自体が宗教に関係する建物に該当し、ホテルなどの挙式でも、やはり神殿や十字架など、宗教に関係する装備が存在するため、宗教上の理由でそれらの建物に入れない、見ることができないなどの関係で、トラブルに至ります。

 結婚相手が特定の宗教の信者であることが最初からわかっているのであれば、早い段階で「この挙式スタイルは宗教上の理由でできない」ということが分かりますが、特定の宗教の信者であることは、一般的には言いづらいことであり、結婚相手当人はそうではないが、結婚相手の親がそうである場合は、結婚が決まった時点で判明するため、より大きなトラブルに至ります。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 結婚において、結婚準備をしている時期が一番楽しい時期であると言われる反面、マリッジブルーなどからトラブルになる場合もあります。

 しかし、トラブルは誰でも経験しますので、皆さんだけが「トラブルばかり」と気に病む必要はありません。ましてや、「トラブルばっかりで結婚しない方がいいのかな」と悩む必要もありません。

 次回は、結婚におけるトラブルの乗り越え方についてお話ししていきます。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。

 

時代とともに変わる結婚(挙式スタイル編)

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 どうも、将軍です。

 前回は、時代とともに変わる結婚の価値観についてお話ししてまいりました。

 

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 今回は、時代とともに変わる挙式スタイルについて、お話ししていきます。

 これから結婚される方はもちろん、いつかは結婚をと考えていらっしゃる方々に参考になれば幸いです。

 

目次

 

挙式スタイルの種類

 結婚式の挙式スタイルは、大きく分けると

  • 教会式(キリスト教式)
  • 神前式
  • 仏前式
  • 人前式

の4種類が挙げられます。

 さらに、このほかに地域特有の挙式スタイル*1や、挙式はせずに写真だけ、入籍だけというスタイルもあります。

 

各挙式スタイルの特徴

 それでは、各挙式スタイルの特徴を順番にお話ししていきます。

1 教会式

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 「神聖な空気の美しいステンドグラスの輝く教会で真っ白なウエディングドレスを身にまとい、お父さんに手を引かれバージンロードを歩く・・・」

 女性なら一度は憧れた光景であるかと思います。

 教会の挙式の場合、カトリックかプロテスタントによっていくつか違いがあります。

1-1 カトリックの場合

 カトリックの場合は、結婚する二人のうち、少なくとも一人はキリスト教信者である必要があります。また、離別による再婚の場合は挙式をすることができません

1-2 プロテスタントの場合

 プロテスタントの場合は、特にキリスト教信者である必要はありませんが、挙式にあたり、事前に勉強をする必要があります。

 

 教会での挙式は、友達はもちろん、小さなお子さんの入場も可能なので、神聖で厳粛な反面、アットホームさも出すことが可能です。特に「リングボーイ(ガール)」は、挙式を進めるにあたり、重大な役目もあります。

 今も昔も、教会での挙式は、ロケーションの美しさからも絶えず人気があります。

2 神前式

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 神前式は、明治時代に大正天皇がご成婚された記念に、日比谷大神宮で結婚式を挙げたのがきっかけで全国に広まっていったことであると言われています。

 そうです。神前式は120年程度前と、意外と新しい挙式スタイルなんですね。

 お父さんお母さん方の時代では、結婚式と言えば、ほとんどの家庭が神前式で行っていました。その後神前式は減少しましたが、2007年に数々の芸能人が神社で挙式をしたことをきっかけに、また神前式への人気が再燃し始めました。

 神前式と言えば、文金高島田に角隠しを付けて打掛を身にまとうというイメージをお持ちかと思いますが、意外なことに洋装で挙式をすることも可能です。

 意外にも沢山の芸能人は神前式での挙式をしています。芸能人の影響により、神前式の人気はどんどん増してくることでしょう。

3 仏前式

 仏前式は、まだまだ少数派ではありますが、古くから行われており、また、日本人の多くの方々は仏教を信仰されていることから、「先祖」は身近な存在であると考えます。

 また、仏前式には、他の挙式スタイルにはない、「念珠授与」というものがあります。これは、仏前式と言う挙式スタイルが、先祖への報告や感謝を込めるものと同時に、来世までこのつながりを大切にと言う意味合いも込められています。

4 人前式

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 人前式は、宗教にとらわれず、自由自在にオリジナルの挙式スタイルを取ることができるという特徴があります。

 レストランウエディングや、迎賓館、ゲストハウスを使用しての挙式はもちろん、好きなキャラクターにちなんだテーマパークで挙式をするなど、その人その人により無限大のシチュエーションを生み出すことができます。

 神前式や仏前式をはじめとする、多くの結婚式場では、小さなお子さんの入場をお断りしていることが多くありますが、小さなお子さんへの対応に幅広くサポートすることができるのも人前式ならではです。

 

挙式をしない人が増えてきた

 数々の挙式スタイルを紹介してきましたが、現代では、挙式をしない人の割合が増えています。

 その理由として

  • 授かり婚であるため
  • 経済的に余裕がないため
  • 単にめんどくさい

というのが挙げられます。

 しかし、結婚は一生に一度のことですので、挙式をしないと決めているのであれば、本当に後悔はないのか十分に考えたうえで決めてください。

 少しでも後悔が残るかもという気持ちが現れるのであれば、筆者はやはり挙式をしておく方がおすすめであると言えます。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 時代とともに挙式スタイルもどんどん変わり、挙式をしないカップルの割合も増えてきています。

 挙式スタイルを決めるのにあたり、衝突をすることもありますが、後悔のないようにだけはしてくださいね。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。

 

 


 

*1:沖縄の琉装を着る琉球結婚式や茨城県の潮来嫁入り、宮崎県のシャンシャン馬など

時代とともに変わる結婚(価値観編)

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 どうも、将軍です。

 「11月22日」の「いい夫婦の日」をはじめ、「11」を「いい」に掛け合わせた語呂合わせや、気候面でも安定しているという意味から、6月の「ジューンブライド」と並んで、1年の間で結婚式を挙げるシーズンの中でも1、2を争うほど人気のシーズンである、11月。

 11月を目前とするにあたり、今回は時代とともに変わる結婚への価値観についてお話ししていきます。

 これから結婚される方はもちろん、いつかは結婚をと考えていらっしゃる方々に参考になれば幸いです。

 

目次

 

結婚に対するイメージ

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 「私、将来は好きなAくんと結婚したいな」

 「Aくんのことが好きなの?結婚すれば?」

 子どもの頃、好きな異性と結婚することを夢見たり、友達同士で好きな異性の話をすれば、必ずセットで「じゃあ結婚したら?」という冗談話で盛り上がっていた記憶はないでしょうか?

 このように、年齢が若ければ若いほど、結婚とはウエディングドレスを着て、好きな人とするものであると考えがちです。

 筆者も、中学校に上がるまでは、結婚は好きな人とするものであると考えていましたが、あるドラマで、女性が幼い女の子に「結婚は好きじゃない人とすることもあるのよ」と話しているシーンを見て、その通りだと感じました。

 このシーンは、ほんの一瞬であり、劇中で印象に残るシーンとは言い難いものの、セリフとして、15歳当時の私には大変衝撃を受けたと同時に、「確かに結婚相手が好きな人であるとは限らない」と同感することができたエピソードでした。

 無理もありません。このドラマの設定されている時代は、戦時中~1970年頃に該当するため、その当時は許婚として決められた相手がいる、もしくはお見合い結婚が主流であった時代に該当するので、必ずしもお互いが好きになっているかと言えばそうではありません。許婚であればなおのことそうなるでしょう。

 結婚は好きな人とするものであるというのも、間違いではありませんが、このようにイメージしてしまうのは、時代とともに、現代は恋愛結婚が全結婚の約9割を占めるところにあるのではと考えられます。

恋愛結婚とお見合い結婚の動向

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出典元:第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)より引用

  このグラフから見ても分かるように、お見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転したのが、およそ50年ほど前である1965年以降からになります。これは、高度経済成長期をきっかけに、進学率の向上や、女性も社会に進出するようになったことを機に、出会いの機会がこれまでよりも増えてきたことも一因として考えられます。

入籍と挙式の順番

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 日本の法律では、夫婦になるにあたり婚姻届を提出する必要があります。

 入籍とは、婚姻届けを提出し、法的に結婚したということを指しますが、ここ十数年は、「入籍だけ済ませて挙式をしない」というケースや「挙式もするけど先に入籍から」のように、入籍を先に済ませるカップルが増えてきていますが、かつては挙式から先に行い、入籍は後にするのが当たり前でした。

 その入籍のタイミングも、翌日と言うケースもあれば、だいぶ間隔をあけてからと言うケースもあり、時には妊娠が分かるまでは入籍をしないというケースもありました。

 これは、「嫁(か)して三年子なきは去る」と言う言葉があるごとく、不妊の原因は女性であると決めつけられ、不妊が原因で離婚は仕方ないとされていました。

 離婚となると、この時代においては恥ずかしいことであるとも言われていたため、入籍した後に「実は不妊だった」と分かるよりは、入籍せず、不妊であればそのまま離婚歴に残らないと言った考えから来ている、つまり、挙式より後に入籍をするというのは、世間体とともに不妊かどうかの見極めの為でもあったとも言われます。

 古い考えを持ったお父さんお母さん方、またはおじいさんおばあさん方ですと、お子さん(お孫さん)が結婚するにあたり、挙式よりも先に入籍したと聞くと、「順番が逆だ」とお怒りになる傾向もあります。

 これも、やはり、「入籍は挙式よりも後である」という考えが長く残った所以であると考えられます。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 現在の法律では夫婦は姓を合わせる必要がありますが、少子化で一人っ子の比率が増えることからも、いずれ法改正で夫婦別姓も選べることになることも考えられます。

 法律に基づくものはさておき、これからは法改正が起きる可能性もありますし、どんどんと新しい価値観が生まれる時代になるため、何が正しくて何が間違っているのかも言えなくなる時代になります。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。

 

 

 

「あなたに任せる」という言動からの見極め方

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 どうも、将軍です。

 これから年末に向け、職場はもちろん、友達グループ同士で忘年会などを予定される方もいるかと思いますし、大人数の場合ですと、早い時点で予約されるかと思います。

 特に、友達グループ同士での計画の場合、幹事は日程調整はもちろん、行きたい店や食べたいジャンルの料理等を、予め参加予定メンバーにアンケートを取る方法をされますが、「幹事に任せる」という類の回答を多くいただくため、悩まれる方も多くいるかと思います。

 今回は、幹事役をされる方にとって、メンバーから「任せる」と言われた場合の見極め方とアドバイスについてお話ししていきます。

 

目次

 

「任せる」と言う方は意外と多い

 友達グループで旅行や忘年会などの計画をするとき、多くの方々は、「幹事に任せる」と言うかと思います。

 主な理由として

  • 自分で企画するのが面倒である
  • 任せておいた方が楽である
  • 自分が幹事をするのは力不足だと卑下してしまう

というのがありますが、それ以外にも

  • 疎遠にしたいが故に、当たり障りのない返事として使う

という方もいます。

 

疎遠にしたいかどうかの見極め方

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 先ほど、「任せる」という言動には、幹事に当たる方と疎遠にしたいが故に当たり障りのない返事として使う場合があるとお話ししました。

 返事をされる方は、基本的に参加の意思がある方が多いので、もちろん、本当に「幹事に任せるので、何でもいい」という気持ちの方もいますが、やはり、色々な価値観があり、多ければ多いほど、「その企画に対する幹事と自身の温度差」が現れやすくなる傾向があります。

 恋愛面で心当たりのある方もいるかと思います。

 昔の言葉に「鳴かぬ蛍は身を焦がす」という言葉があるように、相手のことを好きであるとアピールしすぎると、相手は引いてしまう。そのような経験をされた方もいることでしょう。

 そのごとく、幹事が一人張り切っていると、悪気がないことは分かっているが、メンバーにとっては「私は軽い気持ちでワイワイできたらいいと思っていたけど、幹事は詳細をきちんとしすぎて何だか重くて暑苦しいかも」という気持ちから引いてしまいます

 しかし、悪気がないということは十分に分かっているからこそ、「任せる」という言葉で当たり障りのない返事を使うようになります。

 「任せる」の言葉が疎遠にしたいが故の言葉かどうかの見極め方は、幹事の行動次第とも言えますが、

  • 返事をスルーしてしまう
  • 直前になって不参加にする

これらの行動が見られたなら、ほぼ間違いなく疎遠にしたいが故に「任せる」と言っていると考えてください。

 

「任せる」と言った以上、文句は言うべきではない

 基本的に、「任せる」と言ったからには、その提案に対して文句を言うべきではないというのがマナーですが、残念なことに「任せる」と言っておきながら文句を言う方も存在します。

 「任せる」と言っておきながら後から文句を言う方は、基本的に幹事の経験がある方にありがちであり、「私が幹事だったらこうするのに」と言わずにいられないのです。

 さらに、悪質なのは、幹事が失敗するのを待ち、「ほら、失敗した、あなたは向いてないのよ」と言って、幹事を横取りする魂胆のある方もいます。

 自身以外にも幹事気質の方がいる場合、幹事気質のあるその方と、進め方の方針が全く違う場合、幹事気質のその方から「任せる」と言われた場合には、必ず文句を言われると思ってもいいでしょう。

 もし、「任せる」と言って文句を後から言われた場合は、アドバイスとしては受け入れるが、今後はメンバーに加えない方が賢明です

 

 まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 幹事にとって「任せる」と言われると、本当に幹事が決めてしまってもいいのか悩む部分がありますし、「任せる」という言動は、疎遠にしたいが故の都合のいい言葉である可能性もあります。

 幹事と参加者、お互いが思いやり、忘年会シーズンに向けて悔いのない企画を練ってください。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。

 

自身の仲良くしている友達が、自身にとって苦手な方と仲良くしているときの指南書

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 どうも、将軍です。

 多くの方々は、子どもの頃に、お父さんお母さん方や学校の先生方から、「みんなとは仲良くしましょう」と教育されて大きくなってきたかと思いますが、それでも相性が悪くて、ちょっと苦手な方や、嫌いな方も残念ながらいます。自分にとって苦手な方が、自身の仲良くしている友達も苦手であるという場合ももちろんありますが、自身の仲良くしている友達が、自身にとって苦手な方と仲がいい場合、対応に悩まれることもあるかと思います。

 今回は、自身の仲のいい友達が、自身にとって苦手な方と仲良くしている場合の対処法をアドバイスしていきます。

 対応に悩まれた方々に参考になれば幸いです。

 

目次

 

誰でも自身が傷つきたくないと思っている

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 学校のクラスメイトや、職場、ママ友など、自身の関わる場所には色々な方がいるため、時には「あの方ってちょっと変わった方なのかな?」と思うような方もいます。

 日本人は、和を重んじることや、主張をせず「暗黙の了解」を美徳と考えるため、悪く言えば少数派を排除したり、目立つ方を攻撃しようとする傾向があります。それ故、少数派の方や目立つ方は、「変な方だ」という烙印を押され、結果的に嫌われたり、目をつけられていじめの対象にされてしまう傾向があります。

 それ故、周りに嫌われている方と仲良くしようとすれば、今度は自身が嫌われたり、攻撃されるのではないかと思ってしまい、できる限り嫌われている方とは関わらないようにすれば、自身にとばっちりが来なくて済むと考えています。

 

仲のいい友達が自身にとっての嫌いな方と仲良くしているときの心得

 皆さんは、自身にとって、「嫌いな方」とはどんな方が思い浮かびますか?

 こう考えると、大体の方は

  • 過去に何か嫌なことをされた
  • 性格(怒りっぽい、すぐ泣く、言葉がきついなど)
  • 不潔っぽい

などを挙げるのではないでしょうか?

 しかし、ここ数年では、

  • 何となく
  • その方の雰囲気や容姿

などのように、嫌われている当人から何も危害を加えられたわけでもないが、少数派が受け入れられないという理由で、相手の方を「嫌い」と認定する傾向にあります。

 それでも、そのような形で周りから嫌われている方とも仲良くしようと心掛けている方は、素晴らしいことでしょうし、自身の仲良くしている友達にもそういう方はいるかと思います。

 そのようなときにぜひ心がけていただきたいことは、

  • 「嫌われている方と仲がいい」と言う理由で、仲がいい友達を嫌いにならないこと
  • 仲がいい友達の気持ちを尊重すること
です。
 それでは、順番にお話ししていきます。
 

1 「嫌われている方と仲がいい」という理由で、仲がいい友達を嫌いにならないこと

 「嫌われている方と仲良くすると、自身まで嫌われてしまう」

 このように考えてしまったことは、一度はあるでしょう。しかし、「嫌われている方とも仲良くしている」というのは、あくまでもその方本人の価値観に基づいて動いています。

 仲がいい友達が、嫌われている方と仲良くしていることで、仲がいい友達を嫌いになるというのは、独占欲が強い、もしくは、「そういう友達を持った友達も変な方に違いない」と決めつけているところにあるのではないでしょうか?

 基本的には、「嫌われている方」と「仲がいい友達」はそれぞれ別の人格です。したがって、「嫌われている友達と仲がいい人は変な人だ」と決めつけてしまうのは傲慢であると考えます。

2 仲がいい友達の気持ちを尊重すること

 自身にとっての仲がいい友達が、嫌われている方と仲良くすることで、「自身まで嫌われてしまう」「振り回されてしんどい」などのように、数々の不安を抱えており、友達に相談してくることもあるかと思います。

 その時は、間違っても「あなた、〇〇さん(嫌われている方)と友達なんでしょ?嫌いなの?」のように、友達を責める言動や、「あなたは〇〇さんを優先してあげてね」のように、友達を見捨てるような言動や、「だから言ったでしょ」のように、自業自得である言動はしないようにしてあげてください。

 仲がいい友達にとっては、仲がいい友達であるからこそ、信頼して相談してきます。

 もし、仲がいい友達が、嫌われている方のことで何かのSOSを出しているのであれば、受け入れてあげてください。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 自身の仲良くしている友達が、みんなから嫌われている方と仲良くしていると、何となく嫌な気分、そして、そう言う方と仲がいい理由で仲良くしている友達まで変な方だと決めつけて、仲良くしている友達を嫌いになる方もいます。

 嫌われている方が嫌いなら、それで構いませんが、嫌われている方と仲良くすることで、人格が丸ごと変わるわけではありません。むしろ、仲良くしている友達が、嫌われている方と仲良くしているのであれば、「分け隔てなく接することのできる方を友達に持ったこと」を誇りに思ってください。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。

 

一見友達だが恐ろしい・・・フレネミーへの対処法

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 どうも、将軍です。

 クラスメイトや職場の友達、ママ友など、友達がいるにこしたことはありませんが、時には友達と思っていたのに裏切られてしまったという悲しい現実もあります。

 それは、友達ではなく、「フレネミー」かもしれません。

 こちらでは、フレネミーの特徴と対処法を指南していきます。

 この記事のアドバイスで、友達関係で「あれ?」と思うようなことがあれば、この記事のことを思い出していただければ幸いです。

 

目次

 

フレネミーとは?

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 近ごろ、巷では「フレネミー」という言葉を耳にします。

 筆者がこの言葉を初めて耳にしたのは、5年程前のことでした。

 フレネミーの意味を調べてみますと、

フレネミー(英:Frenemy、/ˈfrenəmi/)とは、「friend」(友)と「enemy」(敵)を組み合わせた混成語で、「友を装う敵」または「ライバルと同時に友である者」を意味する。 

                    Wikipediaより一部抜粋

とありますが、その中でも、どちらかと言えば、「友を装う敵」という意味合いで使うことの方が多くあります。

 信じていたと思っていた友達に裏切られていた、信じていた友達が実は陰で悪口を言っている当事者だったなどは典型的な例ですね。

 

こう言う人はフレネミーを疑いましょう

 フレネミーには、概ね

  • やたら初対面から馴れ馴れしく、世話焼きを生きがいとしている
  • 自分の武勇伝や栄光を話したがる
  • 自分が一番になりたいと思うが故、自分より目立つ人を攻撃したがる
  • 他から聞いた悪口を本人に伝える
のような特徴を持っています。
 では、順番にお話ししていきます。
 

1 やたら初対面から馴れ馴れしく、世話焼きを生きがいとしている

 フレネミーは、初対面の方に対してはとても気さくに話しかけるため、一見「とてもいい人」に見えます。

 それは、以前フレネミーに痛い目にあった方々たちや、性格を知っている方々たちからは、既に相手にされていないため、フレネミーの方は、相手にいい人であると思われようと必死に頑張り、世話を焼きたがろうとするのです。しかし、それは、純粋に相手と友達になりたいと思って気さくな態度を取るのではなく、相手に恩を売っていることにすぎません

 無論、気さくな性格の人がすべて悪いのではありません。世話焼きを初対面の段階から生きがいとしてぐいぐい来る方は、フレネミーである可能性があります。

2 自分の武勇伝や栄光を話したがる

 フレネミーの特徴の一つに、プライドが高く「私を見て」というのがあります。

 フレネミーは、自分の武勇伝や栄光を話すことによって、相手から尊敬してもらうことを期待しています

3 自分が一番になりたいと思うが故、自分より目立つ人を攻撃したがる

 2の特徴にもつながりますが、フレネミーが本性を現すタイミングは、まさにここではないでしょうか。

 人間は、多かれ少なかれ、自分より勉強ができる方や、恵まれた境遇の方をうらやましがる傾向がありますが、度が過ぎると嫉妬として現れます

 本当の友達であれば、例えば、友達が司法試験に合格できたという報告を聞いた際、「うらやましい」という感情があっても、嫉妬心を表に出して相手を攻撃することはしませんし、何よりも、自分のことのように友達の合格を喜ぶはずです。

 このように、相手が自分にない良さを持っていたり、相手が成功したときにそれで相手を攻撃したり仲間外れにしようとする人は、間違いなくフレネミーと言えます。

4 他から聞いた悪口を本人に伝える

 3の特徴同様、これもフレネミーが本性を現すタイミングでしょう。

 人間は誰でも、自分の陰口を聞かされたら気分のいいものではありませんし、「言いたいことがあるのなら直接言いなさいよ」という気持ちがあります。

 それ故、中には、「誰さんがあなたを悪く言ってたので、気を付けたほうがいいよ」と言うように、悪口を言っていたことを本人に伝えてくる人もいますし、ひどい場合には、悪口の内容そのものも伝える人もいます。

 しかし、悪口を本人に伝えるということは、決して「あなたの為に教えてあげた」でも、「言いたいことがあれば陰口じゃなく直接言ってほしい」という気持ちを持ったその相手の性格を思いやってした行動でもありません。むしろ、この場合は、伝えてきた本人が、その相手をよく思っていない場合や、仮に実際に他の方から既に悪口を聞いていたとしても、それを大げさにでっち上げようとしている可能性はもちろん、友達同士の仲を引っ掻き回そうとしている行動が考えられます。

 このように、他から聞いた悪口を本人に伝える方は、間違いなくフレネミーと言えます。

 

相手がフレネミーと分かったら

 フレネミーは、基本的には最初は人当たりがよく見えるので、一定期間経過した頃に、言動や行動で少し違和感を覚えて気が付いてきます。万が一、相手がフレネミーと分かったら、とにかく距離を置きましょう。

 間違っても、フレネミーの被害にあったもの同士でフレネミー当事者からの被害話を話題にしたり、職場や学校など、新入社員や転校生など、事情を知らない人に押し付けるようなことはしないようにしましょう

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 フレネミーは、初期の段階ではわかりにくいので、最終的には自身が判断していくしかありません。

 少しでもフレネミーと関わってみて違和感があれば、とにかく離れましょう。そうすることで、自身はフレネミーとのストレスも無くなり、フレネミーもまた、新しいターゲットを探しています。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。