自身の仲良くしている友達が、自身にとって苦手な方と仲良くしているときの指南書
どうも、将軍です。
多くの方々は、子どもの頃に、お父さんお母さん方や学校の先生方から、「みんなとは仲良くしましょう」と教育されて大きくなってきたかと思いますが、それでも相性が悪くて、ちょっと苦手な方や、嫌いな方も残念ながらいます。自分にとって苦手な方が、自身の仲良くしている友達も苦手であるという場合ももちろんありますが、自身の仲良くしている友達が、自身にとって苦手な方と仲がいい場合、対応に悩まれることもあるかと思います。
今回は、自身の仲のいい友達が、自身にとって苦手な方と仲良くしている場合の対処法をアドバイスしていきます。
対応に悩まれた方々に参考になれば幸いです。
目次
誰でも自身が傷つきたくないと思っている
学校のクラスメイトや、職場、ママ友など、自身の関わる場所には色々な方がいるため、時には「あの方ってちょっと変わった方なのかな?」と思うような方もいます。
日本人は、和を重んじることや、主張をせず「暗黙の了解」を美徳と考えるため、悪く言えば少数派を排除したり、目立つ方を攻撃しようとする傾向があります。それ故、少数派の方や目立つ方は、「変な方だ」という烙印を押され、結果的に嫌われたり、目をつけられていじめの対象にされてしまう傾向があります。
それ故、周りに嫌われている方と仲良くしようとすれば、今度は自身が嫌われたり、攻撃されるのではないかと思ってしまい、できる限り嫌われている方とは関わらないようにすれば、自身にとばっちりが来なくて済むと考えています。
仲のいい友達が自身にとっての嫌いな方と仲良くしているときの心得
皆さんは、自身にとって、「嫌いな方」とはどんな方が思い浮かびますか?
こう考えると、大体の方は
- 過去に何か嫌なことをされた
- 性格(怒りっぽい、すぐ泣く、言葉がきついなど)
- 不潔っぽい
などを挙げるのではないでしょうか?
しかし、ここ数年では、
- 何となく
- その方の雰囲気や容姿
などのように、嫌われている当人から何も危害を加えられたわけでもないが、少数派が受け入れられないという理由で、相手の方を「嫌い」と認定する傾向にあります。
それでも、そのような形で周りから嫌われている方とも仲良くしようと心掛けている方は、素晴らしいことでしょうし、自身の仲良くしている友達にもそういう方はいるかと思います。
そのようなときにぜひ心がけていただきたいことは、
- 「嫌われている方と仲がいい」と言う理由で、仲がいい友達を嫌いにならないこと
- 仲がいい友達の気持ちを尊重すること
1 「嫌われている方と仲がいい」という理由で、仲がいい友達を嫌いにならないこと
「嫌われている方と仲良くすると、自身まで嫌われてしまう」
このように考えてしまったことは、一度はあるでしょう。しかし、「嫌われている方とも仲良くしている」というのは、あくまでもその方本人の価値観に基づいて動いています。
仲がいい友達が、嫌われている方と仲良くしていることで、仲がいい友達を嫌いになるというのは、独占欲が強い、もしくは、「そういう友達を持った友達も変な方に違いない」と決めつけているところにあるのではないでしょうか?
基本的には、「嫌われている方」と「仲がいい友達」はそれぞれ別の人格です。したがって、「嫌われている友達と仲がいい人は変な人だ」と決めつけてしまうのは傲慢であると考えます。
2 仲がいい友達の気持ちを尊重すること
自身にとっての仲がいい友達が、嫌われている方と仲良くすることで、「自身まで嫌われてしまう」「振り回されてしんどい」などのように、数々の不安を抱えており、友達に相談してくることもあるかと思います。
その時は、間違っても「あなた、〇〇さん(嫌われている方)と友達なんでしょ?嫌いなの?」のように、友達を責める言動や、「あなたは〇〇さんを優先してあげてね」のように、友達を見捨てるような言動や、「だから言ったでしょ」のように、自業自得である言動はしないようにしてあげてください。
仲がいい友達にとっては、仲がいい友達であるからこそ、信頼して相談してきます。
もし、仲がいい友達が、嫌われている方のことで何かのSOSを出しているのであれば、受け入れてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自身の仲良くしている友達が、みんなから嫌われている方と仲良くしていると、何となく嫌な気分、そして、そう言う方と仲がいい理由で仲良くしている友達まで変な方だと決めつけて、仲良くしている友達を嫌いになる方もいます。
嫌われている方が嫌いなら、それで構いませんが、嫌われている方と仲良くすることで、人格が丸ごと変わるわけではありません。むしろ、仲良くしている友達が、嫌われている方と仲良くしているのであれば、「分け隔てなく接することのできる方を友達に持ったこと」を誇りに思ってください。
読んでいただいてありがとうございました。
では、また。