バタークリームケーキを楽しもう
どうも、将軍です。
多忙が続きしばらくお休みしていましたが、ようやく落ち着いてまいりました。
さて、時代は平成から令和へと移り変わりました。
今日は、ちょっとレトロで懐かしいバタークリームケーキについてのお話しをしていきます。昭和生まれの方々にとっては当時の懐かしい思い出を、平成生まれ以降の方々にとっては初めて味わう楽しみをぜひ知っていただければと思います。
目次
バタークリームケーキってどんなケーキ?
昭和生まれの方々にとって誕生日のケーキといえば、淡い黄色かチョコのクリームにピンクや白のバラの形のクリームで華やかに彩られ、ゼリーでできた動物の形の人形が飾られたケーキを連想される方もいらっしゃることでしょう。バタークリームのケーキは、比較的クリームが固く、生クリームに比べるとこってりしていたため、食べたことがある方々からは、しばしば
「胸やけがする」
「食べきれない」
そして、
「おいしくない」
といった意見がありました。
それ故に、あまり人気ができず、次々とケーキ屋からは姿を消していきました。
当時のバタークリームケーキがあまり人気がなかった理由
さて、昭和の時代には当たり前にあったバタークリームケーキがなぜこれほどまでに人気がなかったのでしょうか?答えは簡単です。それは、「おいしくなかった」という方が多くいらっしゃったからでした。
筆者が幼稚園時代も、バタークリームケーキが主流だった反面、生クリームケーキもありましたが、同じデコレーションケーキなのに、生クリームケーキはバタークリームケーキよりもサイズが小さくかつ値段が高く設定されていました。筆者が6歳の誕生日を迎える当時、ケーキを注文することになり、母が「バタークリームケーキはおいしくないから生クリームケーキにしよう」という意向の元、一番小さいケーキを注文しようとしていたのを制止し、子ども心に大きなケーキを注文し、それがバタークリームケーキだった時には家族内では不評だったのを覚えています。
おいしくないと言われていた理由には諸説ありますが、当時はバターが高級品であったために、ショートニングやマーガリンをバターの代用として使用していたことが一番有力な説として挙げられています。
本当のバターを使ったバタークリームケーキはおいしい
店舗ではほとんど見かけなくなったバタークリームケーキですが、ここ数年ではインターネットの発達等により、ネットでも「昔懐かしいバタークリームケーキ」と銘打って、ネット通販で購入する機会もできました。見た目こそ当時と同じバラの形のクリームで華やかに彩っているというのは変わりませんが、バター100%を使用しているため、当時のおいしくないと言われていた悪いイメージは拭われていました。
筆者もバタークリームケーキの懐かしさにひかれ買ってみましたところ、その通り。バターのくちどけもとてもよくて、またリピートしてみたいと感じるようになりました。
まとめ
バタークリームケーキは、デザインこそ懐かしいですが、味は進化を遂げています。
ケーキ屋さんでは、あの当時と同じケーキを購入する機会は随分少なくなりましたが、それでもネット通販で容易に取り寄せることができます。
また、バター特有の性質により、冷やしてクリームが固い状態で食べるのもいいですが、クリームがある程度溶けた状態でしっとりした触感を楽しむのもまた、バタークリームケーキならではの楽しみになります。
皆様方も、ぜひ昔を懐かしみ、進化を遂げたバタークリームケーキを楽しんでみてはどうでしょう?