将軍の独り言

皆さんの役立つ生活指南を主にした雑記ブログです。

一人っ子の子育て指南(少年期~多感期編)

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 どうも、将軍です。

 今回は、一人っ子のお子さんをお持ちのお父さんお母さん方に向けた、一人っ子のお子さんの友達付き合いをはじめとする、小学校高学年以降から中高生という多感な年齢に達したお子さんとの接し方についての子育て法、そしてアドバイスをお話しさせていただきます。
 一人っ子の子育てに行き詰ったときにはぜひ、この記事が一つの解決の糸口となれば幸いです。

 

目次

 

成長とともに親子の距離は離れる

 

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 前回は、お子さんの年齢が幼少期~小学生の一人っ子のお子さんの子育て法のお話をさせていただきました。

 そちらでも少し触れましたが、一人っ子のお子さんをお持ちのお父さんお母さん方にとって、お子さんはわが子一人だけ故に、期待を多く寄せてしまう傾向があり、お子さんの積極性に対し、

    「かわいいわが子が何かあったら辛い」

という、過度な不安や、

    「私たち親が子どものせいで恥をかいてしまう」

という、世間体を気にしてしまうなどを理由に、お子さんの積極的な行動を止めさせようとする傾向があることをお話ししました。

 しかし、お子さんは、お父さんお母さん方が思う以上に、毎日成長をしています。

 筆者も小学生高学年になると、友達同士で遊ぶことが楽しくなり、交換日記などの友達同士の秘密ツールを持ち始めました。

 そのように、小学生高学年にもなると、だんだんと友達同士で遊ぶ方が楽しくなってくる年齢です。

 この時期の子どもたちは、お父さんお母さん方はもちろんながら、先生の言葉にも耳を傾けなくなり始めるため、子育てにおいてはお父さんお母さん方泣かせと言わんばかりの難しい年齢にあたります。

 

第二反抗期はある方がいい

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 お父さんお母さん方にとって、一番の理想のお子さんは何ですか?

 この手の質問をすると、間違いなく大半の方は

    「健康で良い子に育ってほしい」

と答えることでしょう。

 しかし、「良い子」というと、どういうお子さんだと思いますか?

  •  親の言うことをちゃんと聞く子?
  •  成績が優秀な子?
  •  男の子なら活発で女の子ならおしとやかな子? etc.

 きっと一言で表すと難しいはずです。

 筆者は、こういうお子さんが良い子かと言えば、必ずそうとは言えません。

 小学生高学年くらいになると、お子さんは親の言うことを聞かなくなる時期が来ます。この時期を「第二反抗期」とも呼ばれ、お父さんお母さん方泣かせになる難しい年ごろになります。

 特に、お子さんが一人っ子の場合だと、お子さんに対し多くの期待を寄せる分、お子さんが第二反抗期に達したときに、期待が裏切られた気分になり、「わが子が非行に走ってしまったんだ」と嘆かれたり、お子さんをきつく叱る傾向があります。

 皆さんも、親御さんから「勉強しなさい」と言われ、それに反抗したり、秘密を持つようになったなどというエピソードはあるでしょう。

 しかし、このように「第二反抗期」は、一見悪いことのように見えますが、成長の過程では必要になります。

 稀に、反抗期が全くないまま成長したお子さんもいる話も聞きますが、本来反抗期に該当する年齢の時に我慢を強いられたまま成長したことになります。

 そうなると、例えば、進学など、将来を左右するときに、一人っ子であればなおのこと、お父さんお母さん方からの反対にあう可能性が高くなりますが、反抗期を経験せずに成長すると、自分で物事を決められなくなるばかりか、お父さんお母さん方の言う通りに従って進んだ進路が全くお子さんに合わなかった場合に、これまでの我慢を強いられたものが爆発し、引きこもりなどに至る危険性もあります。

 

「いつかは終わる」と長い目で

 第二反抗期は、お父さんお母さん方泣かせの難しい課題になりますが、成長の過程で必要なことであり、またお子さんの成長とともに、個人差はあれどいつかは終わります。

 お子さんが一人っ子であると、第二反抗期も非行だと思い、きつく叱りたくなるかとは思いますが、きつく叱れば叱るほどお子さんはどんどん反抗したくなります。

 「期待を裏切られた」と思うのではなく、「成長したんだな、いつかは終わる」と長い目で見れば、案外お子さんの第二反抗期が終わっていたりするものです。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 小学生高学年~中高生と言う、少年期から多感期に当たる年齢は、「魔の二歳児」とはまた違ったテイストの、難しい子育ての時期になります。

 第二反抗期はいつか必ず終わります。

「焦らず、長い目で」をモットーにしてください。

 読んでいただきありがとうございました。

 では、また。