将軍の独り言

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一人っ子の将来(結婚編)

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 どうも、将軍です。

 今回は、お子さんが結婚を考えるようになったとき、一人っ子当人はもちろん、お父さんお母さん方も、どう乗り越えていくべきかのアドバイスをお話しします。

 

目次

 一人っ子と結婚

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 結婚願望がある方にとって、恋愛をして、好きな方と結婚したいという希望は、一人っ子であろうと兄弟姉妹がいる方であろうと同じことです。しかし、一人っ子であると、お父さんお母さん方のそばにいてあげないといけない、誰が面倒を見るのかということを幼い間から常に考えていく必要があり、好きな方が出来、「この方と結婚したい」という気持ちが現れても、両親のことを考える気持ちとの葛藤が生じます。

 一昔前は、特に長男は両親と同居して、家の跡を継いでいくのが当たり前の時代でした。今でも、自営業をしている家庭や、先祖代々続く家、そして、田舎の方ではそういった考えは残っているでしょう。

 お父さんお母さん方が、跡を継いでもらうことをお子さんに求めることはもちろん、近所の方々、親戚の方々が年頃のお子さんに対し、「跡取って面倒見てあげなさいよ」と口出ししてくることもあります。

 一人っ子であると、結婚において、兄弟姉妹のいる方より色々考える必要は生じますが、果たして一人っ子故に好きな方との結婚を諦めるのが本当にいいことなのでしょうか?

 

 一人っ子は跡を継いで同居すると思っている人は意外といる

 夫婦別姓の法改正の案がよくニュースでは触れられていますが、現在の日本の法律では、婚姻時には夫または妻の姓に合わせることになっています。その中でも、ほとんどの夫婦が、夫の姓を選んでおり、現在では婿養子の割合は3%と言われ、これは33組に1組が婿養子であるという計算になります。

 女の子なら、小学生くらいの頃に一度くらいは経験があったのではないでしょうか?ある日、好きな男子が現れ、将来結婚出来たらいいなと想像したり、はたまた自分の名前と好きな男子の姓を合わせて似合うかどうかを想像してみたり・・・

 ちなみに、筆者は友人から「あなたは一人っ子で婿養子をもらって苗字がこのままだから、似合うかどうかを心配しなくていいね」と言われていたものでした。それ故なのか、結婚が決まって友人に結婚報告をしたとき、「一人っ子なのにいいの?」「てっきり婿さんをもらって同居するのだと思った」と言われていました。

  このように、一人っ子は姓が変わらず、跡を継いで同居をすると思っている人は意外と多くいることが分かります

 

 破談になったとき

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 現在では、結婚は当人同士と言われますが、それでもやはり家同士のつながりも避けられません。

 当人同士や、実の両親が承諾していても、相手の両親が反対している場合もありますし、そうでなくても、マリッジブルーをはじめとする数々の不安から、当人同士の衝突も生じ、最悪の場合は破談に至ってしまうこともあります。

 特に一人っ子であると、結婚に対し慎重にもなりますし、相手の方も、結婚相手が一人っ子であることで、不安が加速し、心無いことを発してしまう可能性がより高くなります。

 破談になることは、誰も避けたいことですが、万が一破談になった場合、気を付けていただきたいことをお話しします。

1 本当の理由を隠して一人っ子を破談理由にしないこと

 言うまでもありません。

 破談になるのには、それぞれの思いがあってのことですが、破談をされた側にとっては、心のダメージは想像しがたい大きさがあります。相手が一人っ子であることは、最初に了承の上での交際なので、破談になる本当の理由は別のところにあるはずです。一人っ子当人にとっては、ただでさえ他人から一人っ子にネガティブなイメージを持たれているところに、一人っ子を理由とした破談理由を示されると、嘘をつかれたばかりか、人格を否定されたとも思われかねません

2 自信を失うような言動をしないこと

 一人っ子は、幼い間より、家のことも考えないといけないと、結婚において慎重になっているが故、「自分は一人っ子のせいで結婚ができないのではないか」と思ってしまう傾向があります。それ故、破談になったときには、一人っ子が破談の直接の理由ではなくとも、一人っ子が破談理由と関係している部分はあると思う傾向になります。

 破談を告げる側にとっては勇気のいるようなことですが、本来一人っ子であることは、一人っ子当人には何も責任のないことです。なので、破談を告げるときには、自信を失うような言動をせず、相手を立てて励ますように心掛けてください

3 お子さんへのフォローは忘れずに

 破談になると、お子さんは精神的ダメージからしばらくそっとしておいてほしい状況になります。

 破談を知った場合、お父さんお母さん方が反対していたかどうかにもよっても異なる部分もあります。

3-1 結婚を認めていた場合

 お子さんと同様、精神的ダメージは大きいことでしょう。しかし、一番精神的ダメージが大きかったのはお子さんです。しばらくそっとしてあげて、家族で楽しめる旅行などを提案し、気分転換を図ることも一つの手です。

3-2 結婚を反対していた場合

 精神的ダメージはお子さんだけになりますので、お子さんが望むまでそっとしてあげてください。間違っても、「ほら見なさい」、「私がいい人を探してあげるから」と言うように、終わった交際を持ちだして責めるようなことはしないようにしてください。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 一人っ子は、結婚が決まったとき、家のことや親のことを考える必要があるため、結婚に対し慎重になりますし、親の反対なども現れやすくなります。

 また、交際相手にとっても、相手が一人っ子であると、相手の親との同居の可能性や、婿入りをする必要性など、兄弟姉妹のいる方との交際よりもやはり沢山考える必要が現れます。

 しかし、「一人っ子だから恋愛をしてはいけない」ということも、「一人っ子のせいで結婚ができない」ということも一切ありません。何より、お子さんの幸せを望むのであれば、跡継ぎ故に好きな人との結婚を諦めることを望むようなことはあってはいけないでしょう。

 本当の幸せは何なのか、それは自分に正直になることで初めて答えが現れます。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。