将軍の独り言

皆さんの役立つ生活指南を主にした雑記ブログです。

一人っ子の子育て指南(幼少期~小学生編)

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 どうも、将軍です。
 これから一人っ子のお子さんをお持ちのお父さんお母さん方への、それぞれの年齢に向けた一人っ子の子育て法、そしてアドバイスをお話しさせていただきます。

 今回は、その中でも特に幼少期~小学生のお子さんに向けたお話しでさせていただきます。

 一人っ子の子育てに行き詰ったときにはぜひ、この記事が一つの解決の糸口となれば幸いです。

目次

 

厳しく育てる?それとも?

 

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 一人っ子のお子さんをお持ちのお父さんお母さん方は、お子さんをどのように育てていますか?

 この手の質問をされると、比較的多くの親御さんがお子さんに対し、

    「厳しく育てていく」

    「過保護になってしまう」

と言うように、両極端の意見に分かれます。

 厳しく育てようと考える理由は、やはり一人っ子故に、わが子が色々な人たちから「わがままだ」「やっぱり一人っ子だね」と言われることを心配してという理由でしょう。そして、過保護になってしまうのもやはりわが子に何かがあったら心配という理由からでしょう。

 このように、お子さんが一人っ子である親御さんは、お子さんに対して、様々な面で心配が絶えない気持ちを持っていることが分かります。

 

お子さんにも権利がある

 お子さんが一人っ子であるが故に、お父さんお母さん方がお子さんに対し厳しすぎるしつけを求めることや、過保護に育てすぎるというケースは多数存在します。

 先日、筆者が接した知人のお話になりますが、彼女もまた一人っ子に数々のイメージをお持ちであり、中でも一番一人っ子に対して強く抱いていたのが、

    「おとなしい」

    「人見知りが激しい」

というものでした。

 しかし、彼女にとって一人っ子がおとなしいというイメージを覆されたエピソードが最近ありました。

 それは、彼女のお子さんの話になります。

 彼女のお子さんもまた一人っ子とのことですが、先日子育て親子サークルに出かけて、彼女のお子さんがよそのお子さんと仲良くなっていたことに彼女は驚いていたからです。

 彼女はずっと自分のお子さんをおとなしいのだと思い込んでいたのでした。

 一人っ子のお子さんの中には、本当におとなしくて人見知りの激しいお子さんもいることでしょう。

 しかし、一人っ子がおとなしいと言われる本来の要因は、お父さんお母さん方が、お子さんにおとなしい子に育ってほしいと求めること、もしくはお子さんが物事を積極的に挑戦しようという姿勢に対し、心配が故であったり、親御さんご自身が恥をかきたくない故に止めさせてしまう結果にあると考えます。

 そうなれば、お子さんは常にお父さんお母さんの顔色を窺ってしまう子になります。

 その結果、「一人っ子はおとなしい」「一人っ子は人見知りが激しい」に行きついてしまいます。

 お子さんは、大きくなるにつれて、様々な好奇心を持ち始めます。

 しかし、お父さんお母さん方が、お子さんの積極的な姿勢で恥をかいてしまうなんてことはあるのでしょうか?

 もし、仮にお子さんが積極的であることで、お父さんお母さん方が恥をかくのであれば、それ以上に、お子さんの好奇心や積極性を否定し、お子さんが顔色を窺ってしまう子になってしまうことの方が、恥をかく結果になることでしょう。

 お子さんにも権利はあります。

 お父さんお母さん方にとっては、たった一人のお子さんなので、理想を求めてしまう気持ちはありますが、本当にお子さんを思うのであれば、「子どものせいで恥をかく」という言葉は出ないことでしょう。

 

叱るときは叱ってもいいが、これだけは心がけて

 

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 子育てにおきまして、どうしても避けて通れないのが、「お子さんを叱る」ということです。

 お子さんを叱るときには、それぞれ家庭ごとにルールはあるかとは思いますが、叱るときに絶対してはいけないこともいくつか存在します。

 その中でも、一人っ子であれば、より気を付けていただきたいことを3点お話しします。

1 近所のお子さんや、お子さんのいとこなどと比較すること

 兄弟姉妹がいないので一見「比べようがない」と思いがちですが、意外とあります。常に同じ方と比較され続けた結果、お子さんがその相手の方を嫌いになるばかりか、相手の方に兄弟姉妹がいて、叱る内容に「兄弟姉妹がいる」という言葉を出してしまうことにより、お子さんが自身が一人っ子であることにコンプレックスを抱きかねません。

2 両親がそろって叱ること

 兄弟姉妹がいると、仮に両親からそろって叱られても、兄弟姉妹がいることで叱られた辛さへの立ち直りも早くなり、後味が悪くなることも少ないですが、一人っ子の場合は、逃げ場が無くなります

 叱るのなら片方が。そしてもう片方がフォローに回るようにすれば、お互いの後味も悪くならずに済みます。

3 一人っ子のデメリットを出すこと

 一人っ子当人は、一人っ子が故に「わがまま」「空気が読めない」「要領が悪い」などという悪い先入観を他人に持たれてしまうことで、コンプレックスを多かれ少なかれ抱いています。それ故、例えばお子さんのわがままぶりを叱る際、「やっぱり一人っ子だね」などと言うように、一人っ子のデメリットを出してしまうことは、お子さん自身にとって、一人っ子へのコンプレックスを抱くばかりか、親からも嫌われてしまったと思いかねません

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

 一人っ子の子育ては、お子さんへの期待が大きくなりがちな分、兄弟姉妹がいる家庭の子育てより行き詰まりやすいと言われます。

 しかし、お子さんへの期待を求めすぎて、お子さんがコンプレックスばかり抱くようになっては後の祭りです。

 お子さんへの期待より、お子さんを温かく見守ることが、案外行き詰った子育てからの脱出への近道になります。

 読んでいただきありがとうございます。

 では、また。