将軍の独り言

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喪中はがきと喪中の時の年賀状についてのマナーいろいろ

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 どうも、将軍です。

 前回は、年賀状や喪中はがきの発売を前に、年賀状における、間違いやすいマナーのお話をしていきました。

 

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 今回は、喪中はがきや喪中の時の年賀状にまつわるマナーの数々をお話ししていきます。

 自身が喪中である方はもちろん、そうでない方々にも参考になれば幸いです。

 

目次

 

喪中はがきとは?

 身内に不幸があった場合、祝い事は一般的に控えるというのが日本の文化として根強く残っています。それ故に、新年をお祝いするという行動を控えるために、いつも年賀状のやり取りをしている相手に、年賀状を送ることができない旨を予め伝えるのが喪中はがきです。

 

「喪中で年賀状を出さない」と考える範囲はどこまで?

 ここは一番皆さん方にとって答えが異なってくるのではないでしょうか?

 多くの方は

  • 「同居の有無に関わらず、おじいさん、おばあさんなどの2親等まで」と考えるAさん
  • 「同じおじいさん、おばあさんでも同居してるなら喪中にするけど、そうじゃないなら年賀状を出す」と考えるBさん
  • 「親戚なら、おじいさんの兄弟であろうが誰でも喪中だから年賀状を出さない」と考えるCさん

 大きく分けると、この3つのどれかで考えるのではないでしょうか?

 もちろん、どの考え方も間違ってはいません。筆者の周りでは、概ね2親等の方までを範囲とし、1親等の場合は同居別居関係なく、2親等の場合は同居の場合なら喪中と考える方が多くいます。

 また、中には流産、ペットの死の他、恋人の身内が亡くなったということを理由に喪中と考える方も少数ではありますがいます。

 いずれにしても、喪中の価値観は個々により異なるため、一概に言えないところがあります。一般的には喪中と考えないが、流産やペットの死、恋人の身内が亡くなった場合、自身にとっては新年を祝える気分になれないと考えるため、「喪中だから年賀状は出せない」という気持ちになる方もいるでしょう。しかし、一般的にはそれらの例を喪中として考える方の方が少ないため、自身がそのような考え方であるからと言って、相手の方にその価値観を押し付けることだけはしないようにしてください。

 

喪中の方に年賀状を出してしまった・・・

 相手が喪中と知らずに年賀状を出してしまったことや、喪中なのに年賀状を受け取ってしまったケースは意外と多くあります。

 一般的に、「喪中の時には年賀状は出さないのがマナーである」ということが浸透しているため、喪中の方に年賀状を出すことはマナー違反であり、喪中はがきは「喪中だから年賀状はやめてね」という意思表示であると誤解されている方々も意外と多くいます。

 しかし、喪中はがきと言うのは、あくまでも「自身は喪中なので年賀状が出せません」というお詫びの挨拶ということであり、「年賀状はやめてね」という意思表示ではありません。したがって、喪中の方は年賀状は出せないが、相手の方から受け取る分には何の問題もありません

 喪中なのに年賀状が来ると、もやもやされる方もいらっしゃるかとは思います。しかし、大半の方々は知らずに送っていることでもあります。一番してはいけない対応は、「こちらは不幸なのによくもおめでとうなんていえたわね」と、年賀状を送った相手に怒りの気持ちを持ち続けることでしょう

 

後日寒中見舞いを送りなおす

 本来、喪中の方が年賀状を受け取る分には何も問題はありません。それ故、喪中だけど年賀状を待っている方もいるが、そうはいっても、相手が喪中と聞けば、年賀状を出すことは躊躇するのが一般的な考えになります。

 そんな時には、松の内と言われる1月7日が明けた後に、後日寒中見舞いを送る方法があります。しかし、寒中見舞いを送る際には3点気をつけていただきたいことがありますので、順番にお話しをしていきます。

1 年賀はがきとは料金が違う

 2017年の6月に、郵便はがきの料金が52円から62円に改定されました。しかし、例外として年賀はがきは52円であることから、しばしば語弊を招きやすくなります。

2 年賀はがきの残りは使えない

 年賀はがきが余ると、官製はがき代わりに使われる方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、2017年の6月の料金改定はもちろん、年賀はがきは、その特徴から新年を祝う挿絵が書かれるため、喪中の方への寒中見舞いとして使うのにはやはりふさわしくありません。

3 弔事切手は失礼になる

 寒中見舞いは、年賀状の後の時期に当たることから、しばしば、喪中の方のための年始挨拶であると誤解されていらっしゃる方もいます。

 しかし、寒中見舞いはあくまでも季節の挨拶であり、喪中の方のための年始挨拶ではありません。ですので、切手を貼る必要のあるはがきで寒中見舞いを出すのであれば、普通の62円切手を貼っていただくようにしてください。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 喪中の考え方は、人の数だけ価値観も多く存在するため、中にはそれで人間関係にひびが入ることもあります。

 お互いを思いやり、喪中になっても、広い心で居続けましょう。

 読んでいただいてありがとうございました。

 では、また。